また悲しい事件が起こってしまいました。
埼玉県深谷市に住む柳育子容疑者(67)が、自分の長女・結実さん(43)を殺害したとして2月20日に逮捕されたんです。
子が親を、親が子を自分の手にかけて殺害する事件は珍しくなくなってきた世の中ですが、67歳の母親が43歳の娘を殺害したこの深谷殺人事件はさすがにショッキングです。
一体なぜこの事件は起きたのでしょうか?
深谷市の自宅で首を締めて殺害?
柳育子容疑者は深谷警察署の取り調べに対し、20日午前0時ごろ「自宅で寝ていた娘(柳結実さん)をスカーフで首をしめて殺した」と供述を始めているようです。
警察が自宅を捜索したところ、供述通り首を締められたような跡があり、布団の中で仰向けで亡くなっている柳結実さんの遺体を発見。
警察は柳育子容疑者を逮捕しました。
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なぜ自分の娘を殺害したのか?
どうやら殺害された柳結実さんは病気だったらしく、それを苦に柳育子容疑者は首を締めて殺害。
どういった病気だったかは公表されていませんが、身体の自由が効かない病気だったのかもしれません。
もし、精神的な問題だった場合、67歳の老女が自分より24歳も若い43歳の娘を殺害するのは至難の業でしょう。
というのも失くなった結実さんは布団の中で仰向けになって亡くなっていたので、正面から首を締めたことになります。
となると、娘の結実さんが肉体的に健康だった場合、相当暴れて抵抗するはずなので67歳の育子容疑者が首を締めて殺害できる可能性はかなり低くなります。
不可解な事件と供述内容
柳育子容疑者には長男がいて、その長男に付き添われて20日午前6時半過ぎに深川警察署に「娘を殺してしまった」と自首しています。
しかし、この長男とは一緒に暮らしてはおらず、一緒に暮らしていたのは育子容疑者と失くなった結実さん、そして結実さんの父親の3人の家族構成だったのです。
父親はなぜこの事件を止めることが出来なかったんでしょうか?
結実さんが病気だったことを苦にしての殺害だったら、一緒に住んでいる父親も同じく苦しんでいたはずです。
犯行の動機やいきさつが不明瞭な所が気になります。
もしかすると、亡くなった結実さんに『殺してくれ』と言われて犯行に至ったのかもしれません。
というのも、育子容疑者の手首にはリストカットをしたような跡がある事が分かっております。
そうなると心中を図って育子さんだけが死ぬことが出来なかった。。。
または、体の自由が効かない結実さんの首を締めて自分も死のうとした無理心中か。
でもそうなると、父親は全く関与した事にはならないのでかなり不可解な事件。
老婆が自分のお腹を痛めて産んだ我が子を殺害してしまったなんとも痛ましい事件ですが、今後の父親の供述から真相がわかってくるでしょう。
もしかすると、父親も関与していたのかもしれません。
深谷市高畑の住宅の密集したエリアで起こった事件だけに、もっと緊密な近所づきあいがあれば防ぐことが出来たのではないかと思うと、残念でなりません。
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