ジャニーズ事務所のジャニー喜多川氏(84)の姉であり、副社長でもあるメリー喜多川氏(89)が、明日21日(木)に発売される週刊新潮の独占インタビューを受けていることが分かった。
しかもメリー氏は、木村拓哉を除く4人のメンバーの移籍先は、タモリが所属する「田辺エージェンシー」だったことを暴露。
挙句の果てには、当のメリー氏本人は「悪くはなかった」ような発言をしているらしく、やはりジャニーズの陰湿かつ、あの手この手の隠蔽工作体質はトップの影響だと伺える内容のようだ。
デイリー新潮の話によると、
「大手プロとは、タモリなどが所属する『田辺エージェンシー』のことです。タモリが長年司会を務めた『笑っていいとも!』に、メンバー3人がレギュラーとして出演し、とりわけ中居はタモリとの親交が深い。その関係もあり、4人は『田辺』へ入ることが決まっている、との話が出回りました」
この騒動と『田辺』との関連について尋ねると、メリー氏はこう答えた。
「昨年末、12月27日だったと思いますが、私の友人からの伝言で、田邊さん(昭知・田辺エージェンシー社長)が、私に『4人を元に戻してくれないか』と言ってらっしゃるのを知りました。
田邊さんは、SMAPはひとつであるべきだし、ジャニーズ事務所を出てはいけない、とのお考えだったようです。
田邊さんによれば、中居に対して、あとの3人をきちんとまとめて、ジャニーズ事務所に挨拶に行くこと、そして、仲間が1人、ある意味ケンカみたいになっているのだから、木村にも謝ってきなさい、と既にきちんと伝えてあるとのことでした。そこで私は『では、それを待ちます』とお返事をしておいたのです」
仮にこの時、中居サイドがすぐにきちんと謝罪をしておけば、今回の一件は起こらなかったに違いあるまい。
「ところが、その後、中居からも誰からも何の連絡もありませんでした。年末から既に1週間以上、経っています。私はどうしようかな、と思った。そのまま1月7日まで待ちましたが、結局、それでも何の動きもないままでした」
そこで、田辺エージェンシーに赴いたメリー氏。4人からの連絡がないことを伝えると、田邊氏は驚いていたという。
中居ら4人がなぜ躊躇し、すぐに行動に移さなかったのかは定かではない。事態を甘く見て、正月休みをのんびりすごしていたのか、それとも高を括っていたのか。
「きちんと言っておきたいのは、私は4人を追い出したわけでも、受け入れないと言ったわけでもありません。むしろ田邊さんから言われて『受け入れます』とお返事をしました。それなのに、誰も挨拶に来なかった。これははっきりとさせておきます」結果、メリー氏、そしてジャニー喜多川社長に対して謝罪が行われたのは、1月17日午後11時――「SMAP×SMAP」放送の前日になってのことだという。
引用:デイリー新潮
メリー副社長激怒!SMAP4人を24時間テレビで100kmマラソンさせる!
話をわかりやすくまとめると、
- 12月27日、田辺エージェンシー社長が友人を介して、SMAPをメリー氏に返すと行ってきた
- 中居ら4人がジャニーズ事務所への挨拶と、木村拓哉に謝るはずだったがなかった = 私(メリー氏)は悪くない。
- 謝りに来なかったから4人を潰すため、1月13日(水)にスポニチと日刊スポーツに暴露記事を書かせた。
という事になる。
ここで重要なのはメリー氏がインタビューで、
【田邊さん(昭知・田辺エージェンシー社長)が、私に『4人を元に戻してくれないか』と言ってらっしゃるのを知りました。】
『4人を元に戻してくれないか』という言葉使いは、以前にメリー氏と田邊氏の間で4人の移籍のやり取りがあったという事。
週刊新潮では見出しで、
『会社側とマネジメント室長は意思疎通が不可能となり、昨年秋、弁護士を通じた話し合いを始めた』
とも書いている。
国民的なスーパーアイドルを受け入れたがる事務所はそうはいない。
一歩間違えれば事務所のイメージダウンにも繋がる危険性があるからだ。
しかもそれが敵対的な引き抜きとなれば尚更の事。
メリー氏と田辺エージェンシーの社長田邊氏との間で移籍の話が進んでいたことは間違いない。
SMAPがフジテレビの「SMAP X SMAP」で公開生放送謝罪をしたのが18日(月)。
最高視聴率が37.2%も記録するなど、日本中の耳目を集めたこの公開謝罪の僅か3日後に、週刊新潮でウラ話を暴露するならなぜSMAPと一緒に公開謝罪に出て説明しなかったのか?
89歳の高齢を理由にするなら、娘で副社長でもあるジュリー氏(49)を代わりに出させればいいだけだ。
元々今回のスクープは14日(木)に週刊新潮が発売する予定だったもの。
しかし、その内容はジャニーズ事務所にとって都合の悪いことを書いていた。
それを目立たなくさせるために、急遽ジャニーズ事務所がデイリー誌の日刊スポーツとスポニチに記事掲載のGOサインを出したわけだ。
そして2誌の記事はみんなが知っての通り、中居正広含む4人のメンバーを悪役に仕立てあげ、木村拓哉は事務所を裏切らなかった義理堅い男というストーリーに仕立てあげられていた。
業界の暗黙のルールを無視したこのやり方には、さすがの週刊新潮も怒り心頭だったろう。
しかし事務所側もそれは承知の上。
後日今回の独占インタビューをプレゼントし、ちゃんと埋め合わせをするところは、さながらスパイ映画を観るような裏工作だ。
100分間に及んだインタビューでは、工藤静香・木村夫人との関係、飯島室長の退社時期、そしてジャニーズ事務所の後継者についても書いているらしいが、事務所側寄りの記事なのは読まなくても明白。
週刊誌の通常のスクープは4ページほどだが、今回は8ページにもわたる異例のページ数になってもいるらしい。
因みにベッキーと川谷絵音の記事をすっぱ抜いた週刊文春は4ページの記事だった。
今回メリー氏がこれだけのスクープ記事を週刊新潮に渡したということは、「今後事務所の事を悪く書くなよ」という事でもある。
次に出てくるストーリーはどんなストーリーになっているのだろうか。
木村拓哉が工藤静香に説得させられジャニーズにとどまった理由とは?
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