2016年の2月初旬に起こった元プロ野球選手の清原和博(48)の逮捕劇。
SMAP解散騒動をもふっ飛ばしてしまうほどの衝撃的な事件でしたが、今後は検察に起訴され、容疑者から被告者へとなり裁判が始まります。
ネット上では『次に逮捕されるのは誰か?』
『求刑は何年か?』
という噂で持ちきりですが判決後にどうすれば薬物依存症から抜けられ、更生できるのかという情報が少ないようですので調べてみました。
清原容疑者の薬物依存度とその理由
清原和博容疑者に関する様々な情報が警察や、その他憶測で発表されているようですが、私は覚せい剤への薬物依存はかなり高かったと思います。
覚せい剤を購入するため、週1回のペースで北関東の群馬県や栃木県に通っていた事を考えると、毎日覚せい剤を使用していたのかもしれません。
清原容疑者の体は大きいので、一度に使用する量は普通の人より多いでしょう。
一般的に効力は12時間で切れるものですが、常態化すると効果が薄くなってきて6時間で切れてしまう場合もあります。
清原容疑者はなぜ覚せい剤に手を出してしまったのでしょうか。
一説によると、現役時代に使用していた『にんにく注射』がきっかけだったと言われています。
にんにく注射はドーピングには引っかかりません。
試合前に射つと体がカーッと熱くなって、疲れも取れて集中力が増すと言われています。
スランプに陥った時に多用し、更にもっと強力なものをという欲求が覚せい剤に手を出してしまったのかもしれません。
止めたと思ってもいつまた始めてしまうか分からないのが薬物依存症。
やめるのではなく、やめ続けるのです。
個人の意志だけではどうしても乗り越える事が出来ない薬物依存症。
そのため、田代まさしやASKAなどは薬物依存者の為のリハビリセンター『ダルク(DARC)』へと参加したのです。
芸能人も行くダルク(DARC)とは?
ダルクとは
ドラッグ(DRUG=薬物)のD
アディクション(ADDICTION=嗜癖、病的依存)のA
リハビリテーション(Rihabilitation=回復)のR
センター(CENTER=施設、建物)のC
この4つの頭文字を併せてネーミングされた、全国に60箇所以上もある民間の薬物依存症リハビリ施設です。
田代まさしやASKA、そして酒井法子の元夫の高相祐一入所した施設に、清原容疑者が入る可能性は高いでしょう。
参加者が寝泊まりする部屋
どのようなリハビリを行っているのか?
ダルクは同じ薬物依存で悩む人達と共に過ごし、12ステップによる今までとは違う生き方をする練習の場を提供しています。
田代氏の著書「マーシーの薬物リハビリ日記」によると、1日2回行われるグループミーティングで薬物体験談を語り、励まし合って依存症を克服。
その際、毎回自己紹介として「薬物依存症の○○です」と自ら名乗るルールがあり、’’自分は薬物依存ではない’’と思っている人にも自覚を持たせる効果があるそうです。
ASKAの場合は、ダルクでのクリスマスパーティーで『SAY YES』を歌っていたと施設の関係者が言っていました。
ASKAは、薬物中毒者などが入るこの施錠付き病棟では毎朝6時に起床、朝食後は作業療法、ノート療法、疑似針を使った条件反射制御法などが施されます。通常1カ月で退院ですが、症状が重かったASKAは3カ月の更生プログラムを受けたようです。
当初は閉鎖病棟内で終始うつむき、誰とも話していなかったが、徐々に回復して娯楽時間には麻雀に加わったり他の患者に歌唱指導するまでに回復しました。
引用:ASAGEI
施設ではミーティング(グループセラピー)をダルク又は、自助グループへの参加により1日に2回。
午後はレクリエーションで、山登り、ソフトボール、スポーツジム、温泉、など。
“薬物を使わないで生きるところからスタートします。
元プロ野球選手の清原容疑者が参加すれば、ソフトボールなどは回復を助ける効果が高いと思いますので、是非このプログラムに参加して欲しいですね。
清原容疑者は覚せい剤依存症を克服できるのか?
これはかなり難しい問題です。
田代まさしは自身のことについて
「今回の立ち直りフォーラム。僕まだ立ち直ってません。あくまで立ち直り途上です。それが薬物依存っていうものです」
と語っています。
そしてASKAの事については
『僕がちょっと心配だなと思うのは、まだお金をけっこうたくさん持っている。待っててくれる家族がまだいる。ぼくはお金も家族もすべてなくして、何回も刑務所に入ってやっと気づく事ができた。」
と語っていました。
つまり田代まさしには心の支えになる家族がいないので克服ができていないのです。
清原容疑者は既に離婚していますし、執行猶予付きの実刑判決が下されたとしても、2人の息子たちに何度も頻繁に会うことは出来ないでしょう。
メディアが追いかけますからね。
しかし2人の息子さんの存在なしに、清原容疑者が依存症を克服することは出来ないでしょう。
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