昨年の2014年、郵便局が年賀用の切手を発売すると、「寿司と天ぷらが入ったイラストがカワイイー」と一躍ブームになった18円切手。
一時品切れが続出し話題となりましたが、今年の年末もそのブームは再来するのでしょうか?
そして、なぜ18円という中途半端な値段なのでしょうか?
実はこの切手、本来は海外へ年賀はがきを送る時に購入する差額用の切手なんです。
海外へ年賀はがきを送る時は70円が必要。 でも年賀はがきの値段は52円。
そのため差額の18円切手が必要になるんですね。
来年2016年用の18円切手のイラストは「すき焼き」と「ラーメン」。
海外の人を意識し、日本の食文化をイメージしたデザイン。 カラフルなイラストの余白の部分には、可愛らしいコショウと卵が描かれています。
この切手をデザインしたのは、日本郵便株式会社本社の「切手デザイン室」に勤務する、星山理佳さん(切手デザイナー)。
僅か数センチメートル四方という小さな世界を、魅力的な世界に変えていく「魔法の杖」ならぬ、「魔法の手」を持っている。
郵便局の担当者の話では、年賀はがきの販売が終了すると、18円切手の販売も終了するので購入するなら今がチャンスとの事。
この18円切手、年末ジャンボ宝くじのような毎年恒例のブームとなりえるのか?
その答えはあと1ヶ月程で分かる。
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