いつの間にやら日本人にとって、パンは主食になりつつ存在に。
そんな毎日の中、なんと注文してから14年待ちのパン屋が今話題を集めています。
本日20日、「直撃LIVEグッデイ」で紹介されたこのパン屋さんは、神奈川県鎌倉市の山の中にある「Gateau d’ange ガトーダンジュ」。
でもなぜ14年待ちなのでしょう???
理由は家庭用のオーブンで3時間に一つだけ心を込めて手作りしているからなのです。
そのため1日に作れる数は3個~4個。
そしてホームページには、
【現在2010年3月7日23:04分台の方をお作りしています。 パン、ケーキ、ジャム、クッキーなど殺到により、すべて何年以上お待ち頂くかわからない状況です。(少なくとも14年以上お待ち頂く見込みです)】
取り扱っている数はパン9種類にケーキ10種類。
2時間半かけて1層1層丁寧に焼き上げた「バウムクーヘン」2592円(税込み)
緑茶を贅沢に使った大納言パン1,944円(税込み)
有機にんじん1本を丸ごとすりおろした「キャロットブレッド」(税込み)などなど。
このパンを作っている方は、元競輪選手という異色の経歴を持つ多以良 泉己(みずき)さん。
2005年レース中に事故に巻き込まれて落車。
脳と頸髄を損傷し「一生寝たきりになるかもしれない」と医者から告げられるも奇跡的に回復。
リハビリのために始めたパン作りが人気になり、現在も障害や麻痺を抱えながら作っているそうです。
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