元プロ野球選手の清原和博(48)が覚せい剤所持の現行犯で逮捕され、新聞やメディアは連日の大騒ぎ。
警視庁は約2年前から清原容疑者を徹底的にマークしていたそうで、部屋から出されたゴミの中にあった清原の体液から覚せい剤反応が出たことにより、今回の強制捜査にいたったとか。
体液についての詳細はこちらの記事へ → 清原容疑者の体液から逮捕への詳細
清原和博とベッキーにSMAP 甘利大臣の共通点とは?謎のX氏とは誰?
報道によると清原容疑者は逮捕の瞬間、ビニール袋に入ったストローと注射器を左手に持っていて、「そこに置きなさい」という捜査員の言葉に従い、素直にテーブルに置いたという。
でもこれっておかしいですよね?
インターホンを「ピンポーン」と押して入ったり、強引にドアをこじ開けたりしたら逮捕の瞬間に持っているはずはない。
しかも14階の高級マンションにある清原容疑者の部屋はオートロックキー。
疑問に思って調べてみたら色々と分かってきたのでまとめました。
警視庁が清原容疑者をマークし捜査を始めたのは約2年も前から。
しかもその捜査に動員した捜査員の数なんと200人!
しかしなかなか現行犯逮捕が可能な確たる証拠を手に入れることができず、捜査員は悶々とした日々を過ごすことに。
2014年5月17日、ASKAが覚醒剤取締法違反で逮捕されると、ASKAチームが清原チームに合流。
流れは清原にとって不利になると思われたが、捜査は中々思うように進まない。
2015年2月、捜査員は「(清原は)覚醒剤を抜いている、絶対やっていた。またやる!」とかなりの怒りを見せていたそうです。
捜査員の中には女性捜査員も数十人にて、アベックを装った車での張り込みなども行っていたそうです。
近所のマンションの一室を借りたり、ほぼ24時間体制で行動確認を行い、現行犯逮捕できるタイミングを狙っていました。
具体的な捜査というのは、銀行口座の動きや携帯電話の発信履歴を取ったり、「毎週水曜日は外出しているのに今日は出前をとっていた」などなど、ありとあらゆる情報や行動パターンを詳細に調べていました。
しかし警視庁がそこまでの調査をしている時に、清原容疑者は一つの大きなミスを犯してしまうんです。
それは2015年8月28日、フジテレビ「ダウンタウンなう」に出演した際、浜田雅功(52)から薬物疑惑について問われ「風邪薬はやったが、(薬物を使ったことは)ない」と言ってしまったこと。
この直後、ASKAチームに火がついた!
捜査チームの士気は高まり、清原はどんどん追い込まれることに。
そして遂に捜査員は簡単に取ることのできない家宅捜査令状の許可も取り、完璧なるタイミングを見計らって今回の逮捕劇にいたったわけです。
問題の「なぜ逮捕劇の瞬間に清原容疑者は注射器を持っていたか?」ですが、これは家宅捜査令状を取った際、同時にマンションの責任者からマスターキーを入手していたのだと思われます。
通常ではあり得ない話ですが、逮捕の前にもマスターキーで部屋に入り、「証拠品があることを確認していた」という情報も伝わってきました。
約2年にも及ぶ捜査の逮捕劇。その間に覚せい剤を止める機会はあった清原容疑者ですが、一般に噂されている強いイメージとは遠い人物だったのかもしれません。
この記事へのコメントはありません。