2016年、新年の芸能界はあまりにもビッグなニュースで激震が走った。
ベッキー（31）がゲスの極み乙女のボーカリスト川谷絵音（27）との不倫騒動で激震が走ったかと思いきや、かねてより噂のDAIGOと北川景子の結婚報告。
そしてこの2人の超ーお似合いな記者会見を観て癒やされていたところに、突然SMAPの分裂・解散報道の嵐が日本全土を駆け巡ることに！
過去に様々なメンバー達がジャニーズを脱退していったが、円満でも反旗でも、その殆どが消えてしまうか、復活しても長年にわたり芸能界から消えてしまっている。
しかし、中居正広・稲垣吾郎・草なぎ剛・香取慎吾の4人がジャニーズに反旗を翻し、一旦はSMAPを解散しないと宣言するも、遂に2016年12月31日を最後に解散することとなってしまった。
今回はそんなSMAPと、ジャニーズに所属し反旗を翻して脱退していったメンバーとを比較してみた。
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SMAP解散理由は不仲が原因？スマスマ終了で解散コンサートツアーは？
やはり一番最初に比較するのは郷ひろみ。
説明する必要もないだろう。現在でも10代から80代までの誰もが知る大スター。
しかしそんな彼はなんと1975年にジャニーズJr.を6人も伴い、事務所に反旗を翻してバーニングプロダクションへ移籍していたのだ。
バーニングプロダクションの力もあって、夜の歌番組に出演ができるなど、脱退前とさほど変わらず芸能界に生き残ったが、これはかなり稀なケース。
彼からすると、やはりしばらく苦労した時期があったようだ。
というのも「アイドル郷ひろみ」のイメージがあまりにも強すぎて、テレビドラマで起用される事が殆ど無かったのだ。
脱退が囁かれているSMAP4人のメンバーは大手プロダクションではなく、元マネージャーだった飯島氏が新たに設立する芸能プロダクションへ移籍すると噂されているので、この成功パターンは当てはまらない。
また、郷ひろみが成功した理由はバーニングプロダクションの力、元々ソロ活動での人気、そして歌唱力の3要素があったからこそである。
したがって郷ひろみの成功パターンはSMAPには当てはまらない。
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木村拓哉(キムタク)の今後の活動どうなる？解散後に干される予想が多い？
田原俊彦
1994年にジャニーズ事務所に反旗を翻し脱退。
個人事務所「DOUBLE “T” PROJECT」を設立するなどやる気満々だったが、ジャニーズ事務所の後輩たちとの共演を全面的に禁止されるなど強烈な圧力がかかり、夜の歌番組などで活躍していた田原は完全に干されることになる。
近年ようやく「タブーを気にしない男」として『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』などで天然ぶりを発揮し、視聴率を稼ぐ男として復活。
しかし、それまでは20年以上も続く地道なコンサート活動やディナーショーなどで細々と活動するなど、大スターを手にした男にとってはプライドをズタボロにされる悲しい人生を送っていた。
歌や演技などの分野で突出した才能があるわけではないトシちゃんだが、持ち前の可愛らしさと、何故かトシちゃんなら許せてしまうキャラは香取慎吾に近いかもしれない。
そう考えると、香取が生き残って行くためには、田原と同じようなキャラで行くしかないかも！？
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大沢樹生
2006年「アイドルのイメージを引きずらない、本格的な俳優になりたい。」といい、自ら芸能事務所・ドリームフォープロモーションを設立してジャニーズを脱退。
光GENJI時代にはローラースケートで滑りながらの歌や踊りで、80年代アイドルの頂点に立つも、彼もまた脱退後はジャニーズ事務所の徹底的な圧力にあい、あえなく沈没。
現在では映画や舞台などの脇役としてひっそりと活動している。
光GENJIはSMAPと違い、バラエティー番組などには全くと言っていいほど出演していなかった。そのためキャリアの幅を広げることが出来ず、解散後に脱退したメンバーで生き残っているのは大沢と諸星和己だけである（それも細々と）。
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岡田隆之介wiki風プロフィール!父親に母親や妹まで芸能人の家族構成?
SMAPと同じく、ジャニーズなのに踊れなかったシブがき隊の薬丸裕英・本木雅弘・布川敏和。
SMAP以上に踊れなかったと言っていいほどのグループだ。
ジャニーズに反旗を翻したわけでもなかったが、芸能界で生き残るために何が必要なのかわかる一例なので取り上げてみた。
ライバルがいなかったためか、歌も踊りもできないのに当時のシブがき隊は大人気。
しかし1988年に突然の解散を発表。
理由として3人の方向性の違いが主な原因だったが、その発端は少年隊だった。
薬丸は当時の事を著書で「少年隊は夢の王子様という感じでデビューした。もうかなわないと思った。」と告白しているほど。
また、噂では「ユー達、歌と踊りはどーでもイイから、トークや面白さを勉強してね。」とジャニーさんに言われたとか。
そして1988年の解散と同時に本木と布川はジャニーズを脱退。薬丸はその1年後に脱退している。
薬丸は一時期テレビから消えた時もあったが、1996年、TBS朝の情報番組「はなまるマーケット」のMCとして起用されると、薬丸と同年代の主婦層に人気を博し見事復活。はなまる終了後も情報番組系列で生き残っている。V6の井ノ原快彦に同じ事務所だった元先輩としてのお手本を見せたような感じだ。
布川敏和は脱退後には殆どテレビ活動することはなく、お茶の間で見かける時といえば、バラエティー番組に少し顔を出すくらい。たまに映画やドラマに出演していた時もあったが、演技力がないためほとんど見かけることはない。
本木雅弘は脱退したジャニーズの中でも異例中の異例だ。
脱退後は直ぐに俳優に転身。そして翌年には主演映画「ファンシイダンス」がスマッシュヒット。当時の本木は元アイドル俳優としては稀有な、シリアスな演技と笑いを取れる若手俳優だった。
直ぐに映画の決定が決まったのは、ジャニーズ事務所を円満退社だったからだろう。
その後は演技力を買われて数々のドラマや映画に起用。多くの映画賞を受賞している。
特に2008年の映画「おくりびと」ではブルーリボン賞を始め、８つもの映画賞を受賞し演技派俳優の座を確立した。
もしかすると数々の男優賞を受賞している草なぎ剛は、本木雅弘と近い存在で生き残ることができるかもしれない。
以上、過去にジャニーズを脱退した6人のメンバーの中でも、特にSMAPが参考になる人物を調べてみた。
これを見る限り、現在活躍していても相当期間芸能界の表舞台から干されるか、消えていたことがわかる。
また、浮き沈みが激しいこの世界で「個」をアピールできる才能がなければ、移籍後の事務所の力があったとしても第一線で活躍していくのは必死。
4人の中でも脱退して芸能界から消える可能性が1番高いのは中居正広だ。中居はご存知のとおり、紅白歌合戦の司会を務めたり、バラエティー番組での司会に定評がある。
しかし、それが一番の問題なのだ。
「中居正広の金曜日のスマたちへ」など現在5本のバラエティー番組を抱え、ジャニーズのメンバーでは異色のマルチタレントへと成長。
だが、脱退後も中居が務める番組を続行するなら、ジャニーズ事務所は続行させた局に対し「じゃあ、あなたの局にジャニーズの子は出させません」と圧力をかけてきてジ・エンド。
香取慎吾も持ち前の個性を活かしてバラエティー方面だが、やっぱり中居と同じ。
草なぎ剛は前述のとおり演技力を活かしてドラマや映画で起用され、4人の中では一番安定した活躍が期待される。
しかし、残念な事に稲垣吾郎の脱退後の未来が想像できない。
イケメンとしての人気はあるのだが、他のメンバーと比較しても存在感が薄いのだ。
特にこれといった目立つ部分がない、元シブがき隊の布川敏和のようなタイプ。
そう考えると一番最初にテレビから消えるのは吾郎ちゃん？
吾郎ちゃんは他のメンバーにその魅力を引き出してもらうタイプ。
そういった人物に巡りあわなければ、舞台をしながらたまにテレビに顔を出すくらいになるかも知れない。
リトグリ(Little Glee Monster)は超不仲でメンバー脱退の解散危機も？
そして最後に木村拓哉。
脱退の話は出ていないが、例えジャニーズに残ったとしても、ソロで活動していくのは予想以上に厳しい状況になるだろう。
郷ひろみのようにソロ歌手として売りだすとしても、「キムタク」のイメージが強すぎて発売する曲は似たような曲になる可能性がある。
どのドラマも演じる役は違えど「同じキムタク」に見えてしまうのと一緒だ。
バラエティーはどうかと考えたが、徹底的にプライベートを隠してしまっては、起用したがるお笑い芸人はまずいない。
中居正広のようなトーク力は期待できないので、司会をやるとしても「ミュージック・フェア」のような大人の雰囲気の歌番組ぐらいしかないだろう。
そうなると残された道は、キムタクイメージのままでのドラマ出演。
が、それもいつまで続くことか。。。
以上のことを考えると、最善の策は「解散しないで現状維持」するのが一番だったのだが、2016年12月31日をもって国民的アイドルSMAPは解散することとなった。
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