塚原直也は引退後に国籍を日本に戻して帰国?仕事はどうなるの?
2004年に開催されたアテネオリンピック体操男子で団体総合の金メダリストに輝いた塚原直也さん(38)が、現役を引退することを表明されましたね。
今から12年も前のことで彼の名前を聞いてどんな顔だったか思い出せなかった人も多いと思います。
塚原直也は日本国籍じゃないのに朝日生命体操クラブ所属はなぜ?
この写真を見て思い出せる人も少ないかと思います。
引退を決断した理由は、今年開催される夏のリオデジャネイロオリンピック出場の選考会で敗れて、代表に選ばれなかったからだそうです。
あれ?でもおかしいですよね。
内村航平選手などの男子体操選手の話題はめちゃくちゃテレビで報道されていたのに、塚原直也選手は全く報道されていない。
調べたところ、塚原直也選手は2013年にオーストラリア国籍を取得して、日本国籍を捨てていたんです。
塚原直也の経歴やプロフィール
- 名前:塚原直也
- 国籍:オーストラリア国籍
- 生年月日 1977年6月25日(38歳)
- 出身地:東京都
- 身長:166センチ
- 体重:63kgキロ
- 所属:朝日生命体操クラブ
- 父親:塚原光男
- 母親:塚原千恵子
1988年、朝日生命体操クラブで体操を始める。
1993年4月、明治大学付属中野高校に入学。
1994年、インターハイで優勝。
1995年、インターハイを2連覇。
1996年4月、明治大学に入学。
1996年、全日本選手権で優勝。
1996年、アトランタオリンピックに出場。
1997年、全日本選手権を2連覇。
1997年、世界選手権個人総合で3位。
1998年、全日本選手権を3連覇。
1999年、全日本選手権を4連覇。
1999年、世界選手権個人総合で2位。
2000年、全日本選手権を5連覇。シドニーオリンピックに出場。
2004年8月16日、アテネオリンピックの男子体操団体で優勝。引用:Wikipedia
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この経歴を見るとものすごい記録の数々を持っている選手だったことがよくわかります。
塚原直也さんの父親は月面宙返りを編み出した元体操選手の塚原光男さん。
母親の千恵子さんもメキシコオリンピック体操女子代表の選手で、まさに体操選手のサラブレッドだったんです。
このプロフィールを見て気がついたんですが、国籍はオーストラリアなのになぜか所属先は朝日生命体操クラブ。
???
これは一体どういうことなのでしょう?
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なぜオーストラリア国籍を取得した?
2004年夏、27歳の時にアテネオリンピックの団体総合で金メダルを獲得しましていますが、それ以降全くと行っていいほど結果が出ていませんでした。
オーストラリア国籍を取得した理由は、2012年のロンドンオリンピック出場を目指して、体操レベルの低いオーストラリアを選んでいたんです。
しかし運悪く2012年中に国籍は取れず、翌年2013年に取得。
結局オリンピック出場の夢は叶いませんでした。
なぜ所属先は朝日生命体操クラブ?
2013年にオーストラリア国籍を取得しているのに、なぜ所属先は朝日生命クラブなのでしょうか?
なんだかきな臭い臭がしてきましたが、長くなるので別の機会に説明します。
塚原直也さんが朝日生命に入社したのは2000年4月。
体操を続けていくにはお金が必要なので、体操クラブのある朝日生命に入社していたんですね。
これはこれで仕方がないことでしょう。
それでそのままオーストラリア国籍取得後も、朝日生命体操クラブへ在籍していたというわけです。
詳しくはこちらへ ⇒ 塚原直也は日本国籍じゃないのに朝日生命体操クラブ所属はなぜ?
国籍を日本に戻せるのか?
答えは戻せます。
書類を用意したり結構面倒くさいのですが、元々日本生まれの日本人だったので問題はありません。
またその後の仕事は朝日生命クラブで体操の指導を行うことでしょう。
ということは日本で働くということになるでしょうね。
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まとめ
塚原直也さんは、先月オーストラリア国内の選考会で敗れて代表を逃してしまったことで現役引退を決めたということです。
日本国籍で体操のオリンピック選手に選出されないからといって、他の国籍に変えて出場を目指すというのはどうでしょう。
猫ひろしさんの時もそうでしたが、自分の夢のために純粋にオーストラリアで生まれ育った人たちのチャンスを奪いかねることになっていたかもしれないんです。
結果、選考にもれてリオ五輪に出場できなかったからといって、日本国籍に戻すとでも言ったら非難の嵐でしょう。
オーストラリア国籍を取得したのであれば地に根をおろして、オーストラリアために生きていただきたいものです。
が、しかし。
塚原選手は3月16日、父・光男さん(68)の後を継いで朝日生命の総監督に就任すると発表しました。
日本人であることを捨ててオーストラリア国籍を取得したのに、記者会見まで開いて『日本の体操は美しい。人々を感動させられるような選手を育てたい』と発言。
気になる国籍問題については、どのメディアも発表していないところを見ると、誰も質問しなかったのでしょう。
やっぱり塚原直也さんは、体操レベルの低いオーストラリアを利用してオリンピックに出場したかっただけのようで残念です。
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