公開日: 2016/12/04 更新日: 2016/12/05

メラクアベラwikiプロフィール！経歴や過去の自己ベストタイムも！

みなさんはメラクアベラという名のマラソン選手をご存知ですか？

アフリカのエチオピア出身ながら、日本の黒崎播磨株式会社の陸上部に所属している22歳の若きマラソンランナー（2016年12月現在）。

現在の日本実業団に所属しているほとんどが、42.195キロを2時間10分で切るタイムを記録する選手はほとんどいないなか、メラク・アベラ選手の自己ベストタイムは2時間09分27秒（当時21才）。

２０１５年に開催された第６５回別府大分毎日マラソン大会で優勝した時に叩き出した自己ベスト記録でした。

ただ残念なことに、メラクアベラ選手の事を大々的に放送するテレビ局はほとんどなし。

おそらく彼がエチオピア出身の選手だからなのでしょう。

もし21歳の日本人マラソンランナーだったらメディアは将来の男子マラソン会を担う逸材として大々的に注目していたに違いないと思うと本当に残念です。

ということで今回は私が個人的に注目しているメラク・アベラ選手の経歴やプロフィールについてご紹介したいと思います。

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残念ながらメラクアベラ選手の生い立ちや家族などについては公表されていません。

マラソンを始めたきっかけなどの情報もないことから、どれだけマスコミなどのメディア各局がメラクアベラ選手に興味が無いのかを如実に表していてとても残念でなりません。

5年前の２０１１年、駅伝の助っ人として来日し黒崎播磨の陸上部へ入部。

がしかし、ニューイヤー駅伝などで満足な成績が残せず、２０１５年の３月には契約切れでエチオピアへ帰国する予定だったが、別府大分毎日マラソン大会で優勝し急遽会社側と１年間の契約延長に。

『チームで走ることが続けられて、本当に幸せ。好きな日本にいられて、うれしい』

『日本大好き。これで、もう少し日本にいられる』

と笑顔を見せていたことから、このマラソン大会で優勝したら契約延長という話は前々からあったのだろう。

レース序盤からケニア、エチオピアなどの海外招待選手とトップ集団で走り、３５キロ過ぎにはスパートし独走態勢に。

走りながらテレビカメラに向かって投げキスをするなど、楽しみながら走る彼の姿は見ていて本当に楽しそうだった。

大会後のインタビューでは『足が少し痛いけれどとっても幸せな気持ちだ』と語っていたメラクアベラ選手。

ということは元々足の調子が悪かったか、走っている最中に痛めたということ。

その状況下で2時間09分27秒の自己ベストタイムを叩き出して優勝するなんて、調子が良かったら将来とんでもない記録を出しそうな予感がする。

この記録を見るとメラク・アベラ選手は長距離向きの選手だということがよく分かる。

１５００mで３分５０秒台の選手なんてザラにいる。

５０００ｍになるとそれなりに早いタイムになっているが、それでも日本人のレベルと大差はない。

１００００ｍになるとかなりの好タイムになるが、日本人男子歴代記録の１０位にも入っていない。

どうやらメラクアベラ選手は３５キロを過ぎた地点からラストスパートをかける事が出来る、マラソン選手として最高のエンジンを搭載したランナーのようだ。

ケニア出身のパトリック・マカウ選手のように１度世界記録を叩き出せば、世界各国から招待選手として扱われ年収数千万円を稼ぎ出すことができる。

世界記録とまでは行かなくても、メラクアベラ選手はマラソンで一生涯暮らしていけるお金を手にすることが出来る可能性を秘めている若手ホープだ。

メラクアベラ選手は駅伝の助っ人とてエチオピアから日本の実業団に採用されるも、蓋を開けてみると長距離、しか３５キロ過ぎから調子が良くなるタイプのランナーということが分かり見事黒崎播磨と１年の契約延長。

もし２０１６年に開催される福岡国際マラソン大会でそれなりの成績を収めなければエチオピアへ帰国ということもあり得るので、この大会のレースには要注目です！

私が期待していたメラクアベラ選手は３０キロくらいで失速し2:12:43秒で１１位という残念な結果に終わりました。

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