天皇陛下が生前退位されたら平成の次の元号は誰が決める?法律は?
2016年7月13日、NHKニュースは天皇陛下が
数年内に天皇の位を皇太子徳仁親王に譲位される
意向を宮内庁の関係者に示されていることを
テレビニュースで報道しました。
天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁の関係者に示されていることが分かりました。
数年内の譲位を望まれているということで、天皇陛下自身が広く内外にお気持ちを表わす方向で調整が進められています。
引用:NHKニュース
天皇陛下は82歳になられた現在でも国事行為など数々のご公務をされていらっしゃいます。
あまりの激務のため、新聞やテレビなどのメディアでも取り上げられていましたが、皇太子徳仁親王などが一部の公務を代役をされたりしています。
実際に譲位されるためには皇室典範の改正が必要となりますが、明治以前は生前退位された歴史があるので、改正のハードルは低いと考えられます。
『なぜ生前退位はなくなったのか』について調べてみたのですが、明確な理由は見つかりませんでした。
平成の次の元号は誰が決める?
天皇陛下が譲位された場合は平成の元号も新しい元号になりますが、いったい誰がどうやって決めているのでしょうか?
元号の法律については『元号法』と呼ばれる法律が存在しており、下記の2項のみとなっております。
第1項:元号は、政令で定める。
第2項:元号は、皇位の継承があつた場合に限り改める(一世一元の制)。引用元:ウィキペディア
昭和天皇が1989年1月7日に崩御され今上天皇が即位された際、1月7日の午後には次の元号にあたる新元号『平成』が、当時内閣官房副長官だった故・小渕恵三氏にて発表され、あまりの素早さに驚いたことを覚えています。
その際、平成の元号は内閣の臨時閣議において正式に決定。
次の元号も内閣によって決められることとなります。
とはいえ、内閣の閣僚や議員たちが漢字や漢文に精通しているわけではないので、その道に明るい学者や先生たちに意見を求め、幾つかの候補の中から選ばれるということになります。
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まとめ
元号が昭和から平成に変わった時、新しい『へいせい』という音の響きがしっくり来なくて始めは評判が悪かったのですが、時とともにいつしかそういった声も聞こえなくなりました。
自民党、そして民進党などの野党には陛下の意向も踏まえ素早い国会での対応をしていただきたいところです。
本日は最後まで読んで頂きありがとうございました。
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