公開日: 2016/04/08 更新日: 2016/04/10

桃田賢斗と田児賢一の闇カジノ賭博のきっかけは?今後の処分はどうなる?

リオ五輪に内定していた桃田賢斗（ももたけんと）選手と
彼の先輩である田児賢一（たごけんいち）選手が
4月8日の午後3時から二人揃って記者会見を行いました。

3時きっかりに会見場にスーツ姿で姿を現し
桃田賢斗選手に至っては帰国した時には
金色だった髪の毛も黒く染めて出席

金色に染めていたのはリオデジャネイロオリンピックで
金色を撮るために染めていたものでした。

それにしても報道陣の数は凄いものでした。

2人が登場するとカメラのフラッシュの雨あられ
そして受け答えするたびにもフラッシュを浴びせられ
21歳の桃田選手にとっては自分の置かれている立場や
事の重大さを把握できていようにも見えました。

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田児賢一選手が桃田選手を闇カジノに誘ったのですが、元々のきっかけは田児選手が2014年9月アジア大会で怪我をして練習ができない時に、飲みに行った帰りに店の関係者から闇カジノ賭博について聞いたそうです。　

闇カジノ賭博場はその時が初めてだったとも語っていました。

田児選手に『どういった感じで誘ったのか？』との質問に対しては『食事に行ったりした流れで行こうという話になった。違法であると断って誘うということではない。でも違法の認識はあった。』ということです。

飲んだ時に気持ちよくなって、勢いで行ったようですね。残念です。

田児選手は『後ろめたさ、いけないことだとは分かっていた。でも止められない自分がいた。変わっていかなければいけない自分があった。ギャンブルが好きだった。』

桃田選手は『いけないこととは分かっていたんですけど、好奇心であったり少し楽しんでいる自分もいて、興味があり抜けられない自分がいた』

桃田選手は21歳の若さですからねー。パチンコ感覚で闇カジノ賭博に行ってしまったようです。

この件に関しては田児選手本人の口から『一切ない』、『客引き』だったという説明がありました。

また、やくざ的風体でもなく『暴力団の人というよりは、みんな穏やかな感じで接してくれて行きやすくなった。』と田児選手は答えています。

桃田選手も『反社会的勢力の人はいなかったように感じた』と答えています。

パッと見は暴力団関係者が絡んでいないように、巧妙に作られた入りやすい闇カジノだったようです。

恐ろしいですねー(；ﾟДﾟ)

また、実際に反社会的勢力の人物との接触はなかったとも答えています。

今回の闇カジノ賭博に出入りしていた6名に対しての処分は、社内調査の途中だとのこと。

調査を終らせて社内規定に則って処罰するとのことですが、厳しい処分にならざるを得ないということです。

厳しい処分ということは解雇を意味しています。

田児選手は東京の錦糸町だけでなく、横浜まで足を運んでいたそうで、頻度も多いことから解雇処分かもしれません。

気になる桃田賢斗選手ですが6回の回数でトータルは50万円負け。

まだ若く将来が期待されている選手ですので、解雇処分はなんとしても避けてほしいところですね。

【追記】

日本バドミントン協会は4月10日、桃田選手を無期限の競技会への出場停止処分にすると発表しました。

この発表でＮＴＴ東日本を解雇にはならないと思いますが、今年のリオデジャネイロオリンピックは出場できないことが決定しました。

バドミントンのトッププロは海外を転戦してポインとを獲得していく制度ですので、復帰して再び世界ランキング2位になるのはかなり時間がかかります。

また、国際試合から離れることで試合感覚も掴めなくなることから、いつ無期限停止処分が解除されるか気になるところです。

桃田選手を誘った田児選手はもっと重い無期限の登録抹消となりました。

26歳という年齢も考えるとバドミントンは選手生命が短いので、今後世界大会へ出場できるレベルを維持するのは難しいこととなるでしょう。

今後は恐らくボランティア活動などの更生プログラムなどに従事していくことになるのではないでしょうか。

本日は最後まで読んで頂きありがとうございました。
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