みなさんは祖父母手帳をご存知ですか？
広島県や岐阜県、横浜市やさいたま市でも
無料で発行されているこの手帳は
子育ての新常識や親世代・祖父母世代間の
つきあい方に関するヒントが満載なんです。
2世代のジェネレーションギャップを
解消する方法として今注目され
今後は全国展開も期待されている手帳なんです。
しかも無料で！
画像元：さいたま市 祖父母手帳
さいたま市では『笑顔をつなぐ孫育て』というタイトルで、祖父母とのつきあい方、子育ての新常識、孫を事故から守る例などを記載。
市民から市に問い合わせられた情報を基に、12ページにわたりイラストも交えて分かりやすく案内しています。
例えば祖父母のメリットとしては
『刺激を受けて、元気をもらえる（老化防止になる）』
孫（子ども）のメリットしては
『より多くの愛情を受け、情緒が安定する』
などなど、お互いのメリットを分かりやすい表現で記載。
また、『一緒に考えよう、上手な付き合い方』のページでは、親側と祖父母側の意見について「嬉しかったこと」や「気遣いが欲しかったこと」に分けて、お付き合いのコツを紹介。
お互いにどんな悩みがあるのか分らない部分を、この冊子を読むことで理解できると大変好評です。
そしてなんといっても一番驚いたのは、10ページ目の「ここが変わった！子育ての昔と今」の部分。
画像元：さいたま市
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昔は「抱きぐせをつけるのはダメ」と言われていましたが、今では「抱っこは人への信頼感が育つなど、心の成長に大切」と案内。
また、うつぶせ寝は「乳幼児突然死症候群（SIDS）」を避けるため、必要なとき以外は仰向けで寝かせるよう解説もしています。
祖父母世代が学んできた誤った常識を、「言葉で説明してもなかなか納得してもらえない」とお悩みの方は多いと思います。
また、なかなか口に出せなくて困っている方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
でも市が発行するこの冊子を渡し、読んでもらうだけで問題が解決すると大変好評！
さいたま市では、その他「孫と一緒にあそぶ方法」や、児童センター・公園など、市内で孫とお出かけできる「おでかけスポット」の情報も満載です。
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祖父母手帳の入手方法は？
下記はさいたま市の配布窓口です。
- 各区役所情報公開コーナー
- 各支所・市民の窓口
- 生涯学習総合センター
- 各公民館・図書館
- 各区単独型子育て支援センター
現在は、広島県、岐阜県、横浜市など、一部の地域のみ配布していますが、さいたま市のホームページからもダウンロードが出来ますので、東京、大阪、北海道、その他の地域の方でも無料で入手可能です。
尚、PDFファイルの閲覧にはAdobe Reader（無償）が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、ホームページ内にダウンロードのリンク先がありますのでご利用下さい。
祖父母手帳のダウンロードはこちら → 祖父母手帳（さいたま市ホームページ）
手帳のタイトルが祖父母手帳という名で統一されていないため、残念ながら横浜市と広島県の手帳は探すことができませんでした。
岐阜県ではどうやら「子育てガイドブック」という名でこちらのリンク先からダウンロードが可能です → 子育てガイドブック（岐阜県）
文字が小さくて祖父母が読めない場合の解決方法
読んでみての感想ですが、物凄く良く作られていて素晴らしい！
でも。。。
『文字が小さくて目の遠い祖父母が読めない！』
でもPDF版であれば大丈夫。
上記のサイトからダウンロードしたあと、A3用紙にプリントアウトすれば大きい文字で読めるようになります。
ご家庭にプリンターがなかったり会社でも利用できない方は、お手持ちのUSBメモリーやSDカードにコピーし、セブンイレブンやファミリーマートなどコンビニでプリントアウトが可能です。
その際、一番大きいA3用紙を選択し、カラーモードを選ぶと更に読みやすくなります。
さいたま市の子育て支援政策課の担当者の方は、「自分の孫を育てるだけでなく、ゆくゆくは『地域の孫育て』につながってほしい」と期待しているそうです。
本日は最後まで読んで頂きありがとうございました。
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